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蛍光灯の回路

[物理:電磁気:電磁誘導]

演示実験

特長
コイルに流れる電流が急激に変化すると、コイルには自己誘導の高電圧が加わる。

用具
蛍光管(20W)、コイル(安定器20W用)ナイフスイッチ、リード線

方法
  1. 図のように蛍光管、安定器、スイッチをつなぎ閉回路をつくる。
  2. スイッチを開くと蛍光管は点灯する。

原理
 安定器のコイルに流れていた電流が急激にゼロになると、急激な磁束変化によるインダクションとよばれる高電圧が生じ、蛍光管の両電極間にアーク放電が始まる。

メモ
  • コイル(安定器)は、いらなくなった蛍光灯の安定器を使うと蛍光管の電極を破損させない。
  • スイッチの代わりに点灯管(グローランプ)を使用して、点灯管の仕組みを説明する。