本を斜めに積んでみると…

[物理:力と運動:重心とつりあい]

演示実験

特長
重ねた本の重心の位置から、つりあいの関係を考える。

用具
教科書6~7冊、同じ形・同じ質量の板5枚など。

方法
  1. 図1のように、板を一方向へずらして重ねていくと、1冊の板の長さより前へ出すことができる。


原理
 図1のように上から1.2.3.4番目の板は、板の長さの1/2.1/4.1/6.1/8倍まで理論的に前に出すことができる。(例えば、3番目の板の重心は板の中央にあり、1番目と2番目の板を合わせた重心は、3番目の板の端を通る鉛直線上にある。

メモ
<参考文献 J・ウォーカー著「ハテ・なぜだろうの物理学Ⅰ」(1981年 培風館)>