最古の蒸気機関

[物理:力と運動:力の概念]

演示実験

特長
紀元前2世紀の古代ギリシャでヘロンが発明した蒸気タービンを再現して見せ、気体分子の運動、あるいはロケットの推進力についてのイメージをつかむ。

用具
ガラス管、糸、ゴム栓、アルコールランプ、フック

方法
  1. 右図のような装置を作る。
メモ
  • 水蒸気が缶を回転させるための大きな運動量を持っていることから、気体分子が激しく空間を飛び回っているイメージを想像することができる。
  • 同じ原理でロケットの推進力やイカの泳ぎ方について説明できる。また、芝生にまくスプリンクラーはヘロンの装置の応用といえよう。
  • <参考文献:
    「デモストレーション物理」(大日本図書)フレイヤー他著 1969年
    「続おもしろい物理」(教養文庫)ペレリマン著 1970年
    「続おもしろい物理」(教養文庫)ペレリマン著 1970年>