カンナと金づちと慣性

[物理:力と運動:慣性の法則]

仮説実験

特長
身近な大工道具をつかって慣性に気づかせることができる。

用具
カンナ、金づち

方法
●カンナについての実験
  1. 発問…(カンナを取り出して)…「カンナの刃を抜くときは、カンナの台を木づちでたたく。これは重いカンナの刃の慣性を利用しているのだが、さて、台のどちらをたいたらよいだろうか?」(図2)
  2. ヒントの実験…台の上におもりを乗せて、たたいてみせる。「おもりはどっちに動いただろうか?」
  3. 生徒に予想をたてさせてから、刃を抜いてみせる。
           ∴「静止している物体はその場に止まろうとする。」
●金づちについての実験
  1. ゆるくなった金づちを直す。(図3)
           ∴「運動している物体はそのまま運動を続けようとする。」